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暦物語 (講談社BOX) 感想

暦物語 (講談社BOX)暦物語 (講談社BOX)
(2013/05)
西尾 維新

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回想から次へ向う、お話


【簡略ネタバレストーリー】
○こよみストーン
 4月11日。羽川は忍野へのお礼として怪談を教えて差し上げようとしていた。選んだのは直江津高校にある祠っぽいものに鎮座する御神体のような石についてだ。
 そのことを暦が忍野に知らせたところ、忍野はその祠と石が怪異絡みでないことを見抜いた。
 果たして、その祠は暦が1年生の頃に技術の授業で作った小屋の失敗作を学校に置いて帰ったものだった。その真相を思い出した暦は恥ずかしさのあまりその祠を壊してしまうのであった。

○こよみフラワー
 5月9日。以前、忍野が怪異譚の提供、蒐集で生計を立てていることを知り、暦は10万円の借金がある戦場ヶ原に、謎の現象を忍野へ売りつけてはどうかと教える。
 そんな話をしていた帰り道で、道路脇の献花を見た戦場ヶ原は、直江津高校屋上にある謎の献花のことを思い出した。
 それを確認して、忍野へ知らせた暦は、その献花がなぞでも何でもないことを忍野から教えられる。
 その献花は、学校側が屋上の危険性を知らせるためのポーズだったのだ。
 
○こよみサンド
 6月中旬。暦は登校中に八九寺と出会った。彼女は以前、暦から借金と忍野の怪異譚買い取りの話を聞いていたため、ある謎の現象を見つけ、今回暦に売りつけた。
 その現象は、公園の砂場が何度も鬼のような輪郭をとる、というものだった。暦は検証として砂場を荒らすも、すぐに鬼の輪郭には戻らなかった。
 そのことを、電話がかかってきた羽川に伝えたところ、怒られた。それは、砂場の謎は砂場の構造が限界に来ていたことから起こっていた現象であり、この先子供たちが危険な目に遭うかもしれないということが、羽川にはわかったからだ。
 人為的でも、怪異的でもない、自然現象だった。
 
○こよみウォーター
 7月。神原の部屋の掃除にやってきた暦は、晩御飯をごちそうになることとなり、掃除によって埃だらけになった体を洗うべく、お風呂をいただいていた。
 そこへ体を流しに来た神原から風呂のお湯に関する不思議な話を聞く。
 その風呂で、神原の父親は少年時代に母親の顔を水面に見たことがあるらしい。
 その話を聞いたことのあった戦場ヶ原に言わせれば、それはただ水面に映った自分の顔がブレていて、母親と出会ったときに都合よくそう思ったに過ぎない結果だそうな。

○こよみウインド
 8月初旬。暦は貝木の事件の顛末を撫子に報告すべく、彼女を家に呼んだ。すると撫子は、どうやって噂が流行ったのか気になりだし、暦と議論のようなものを交わした。
 8月14日。貝木と出会った暦はそこで話を聞き、女子学生のほうから、貝木の話しに乗ったのだということが分かった。
 
○こよみツリー
 9月下旬。暦は火憐に連れられて、彼女の通う道場に連れてこられた。道場には枯れた木があり、その木は最近まで誰にも気づかれていなかったという。突然現れた木を気味悪がった門下生たちはその木を排除しようとしたが、火憐は排除する理由はないとしてそれに反対していて、暦に相談したのだ。
 そして暦はさらに羽川に相談し、羽川謹製の枯れ木の由緒正しい由来を嘘で作り上げ、それを門下生たちに信じ込ませることで、事態は収集した。
 もちろん、木は怪異など絡んでなく、以前からあったのだろうと暦は直感的にわかっていた。

○こよみティー
 月火が学校で所属する茶道部で、幽霊の部員が出るという噂が流れ、月火はそれを論破したのだが誰も真に受けてくれない。
 そこで月火は暦に自分は正しいことを認めてもらいに来た。暦は面倒くさがって月火を肯定するが、今度はなぜ皆が自分の言うことを聞きいれてくれないのか気になりだした。
 そこで神原の掃除ついでに神原に相談したところ、部員たちは月火が勝手に部の備品を持ちだしていることについての言い訳としてその噂を活用しているから、月火本人には言えないでいる、という嘘を提案し、月火もその嘘に騙されて納得したのだった。

○こよみマウンテン
 11月。暦は扇に連れられて北白蛇神社にやってきた。すっかりボロボロになった神社は、もとはどこかの山から移設されたものらしいのだが、その移設方法はどういうものかと謎かけされてしまう暦。
 これに答えたのは撫子だった。移設は難しいので、その山で土地を切り開いたときできた木材で社を作るというものだった。これにより、「よくないもの」の溜まり場でなくなり、これが扇が山に来た目的でもあった。

○こよみトーラス
 12月。受験勉強に励む暦へ、戦場ヶ原が手作りドーナツの差し入れを持ってきた。そしてそのドーナツに反応した忍が一つ食べてしまい、さらに残りも食べようとしたので暦がそれを止めるが、忍は聞き入れない。結果、忍が部屋の中にドーナツを隠し、それを暦が当てて当てたら食べられるというルールが出来上がり、暦は見事ドーナツにありついた。
 しかし、どうしても一つだけドーナツが見つからない。
 そのことを羽川からかかってきた国際電話で聞いてみると、トーラスのドーナツだったため、忍はドーナツの中にドーナツを隠したのだとすぐに見抜いたのだった。

○こよみシード
 1月。センター試験の帰り道、暦は余接に出くわした。彼女は自分でもわからないものを探していて、それに暦をつき合わせたのだが、結局探し物は見つからなかった。
 羽川は、余接が暦と貝木を会わせないためにしたことだという。貝木も暦も互いに会いたくない相手であるから、暦に街中を歩かせることで、街にやってきていた貝木に警戒をさせたのだという。

○こよみナッシング
 2月。吸血鬼化しすぎて余命残り僅かとなった暦は、基礎能力向上のために影縫と組み手をしていたのだが、レベルが違いすぎて相手にならない。そんな時、話が余接が出来上がった経緯や影縫との関係に発展し、影縫は自分に一撃加えることができたら教えると言う。
 どう一撃を入れたものかと火憐に相談したところ、それは体良くその話題に触れるなということを言外に言われているのだと指摘される。
 それでも約束してしまった以上、暦は影縫に立ち向かうべく、忍に銃を創造させて彼女の仮宿である北白蛇神社へ向うのだが、彼女はいなくなっていた。

○こよみデッド
 3月。志望校の試験日当日、暦は影縫がいなくなってからの日課である神社への参拝に向かった。
 するとそこにいたのは臥煙伊豆湖だった。彼女は暦の監視とボディーガードとして影縫と余接を派遣していたのだが、余接に手を出せない「誰か」が余接の主人である影縫を襲ったのだという。その「誰か」つまり「奴」は暦が動くのを待っている。
 そこで、臥煙は本物の怪異殺しで暦を殺した。
 死んだはずの暦が目覚めると、そこは昼間の北白蛇神社だった。でも違うことは、成仏したはずの八九寺がそこにいたということだった。


【感想】
 シリーズ久しぶりの短編集(化物語を短編集と捉えるなら)でした。ひと月ごとに進む話は、サイドストーリーという色合いが強いながらも、これまでに起こった出来事の数々による変化を思い出させてくれました。
 それにしても、羽川の探偵率の高さは異常。
 まだ友達の頃の戦場ヶ原の辛辣さといったらないですねw。「こよみトーラス」や「こよみデッド」のガハラさんとの変わりようといった、半年と暦の存在の大きさを感じさせられます。
 なんと言っても今回の目玉はラストストーリーですね。フィクサー臥煙さんの登場によって暦はまたしても死んでしまいました。その上成仏した八九寺が登場したものだから、読み終わる直前なのにテンション上がりっぱなしでしたw。
 八九寺がいるということは、暦が目を覚ました場所はあの世なんでしょうか。時空を超えちゃった次は、生死の境界線も越えちゃいましたか。
 ラストの掛け合いが久しぶりな上にどストライクだったので、次回に期待せざるを得ない。






扇ちゃんに関する記憶のあやふやさの説明が早く欲しい

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  1. 2013/06/29(土) 22:48:11|
  2. 講談社BOX
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  4. | コメント:0

憑物語 感想

憑物語憑物語
(2012/09/27)
西尾 維新

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これまでのツケを払わせられ始める、お話



【ネタバレストーリー】
2ヶ月後に大学受験を控えた暦は、いつものように妹たちに起こされて、早朝ランニングから帰ってくる火憐のために朝風呂の準備をしていた。
しかし、一番風呂の誘惑に耐えられず、火隣より早くに入浴することを決意。そこへ同じく誘惑に負けた月火がやってくる。
互いに一番風呂を譲らない二人は、いっしょに浴室へ入り、洗いっこをし始める。
そこで、ふと風呂場の姿見を見てみると、暦の姿は鏡に映っていなかった。鏡に映らない、それは吸血鬼の特性である。
すぐさま忍に相談するも、吸血鬼化していることは確実ながら、どんな状況下は判断がつかない。そこで、不死身の怪異の専門家である余弦と余接に相談しようと結論付け、連絡を取ろうとした矢先に、臥煙伊豆湖からまるで見ていたかのようなメールが来て、余弦と余接のアポイントを得る。
月火と火憐を神原邸へお泊りさせることにして、待ち合わせのゲーセンへ行くと、クレーンゲームの筐体に入った余接を見つけ、これをゲット。すると余弦も現れる。
相談の結果、これまで幾度となく吸血鬼化してきたせいで、忍とは関係なしに、暦自身が吸血鬼へと変容しつつあることを知らされる。さらに、これを治す方法はないという。だが、これ以上症状を悪化させないためにも、以後忍経由の吸血鬼化を一度たりともしてはならないと言いつけられる。なお、完全に吸血鬼化していないことから、余弦の討伐対象からは除外される。
話もまとまりかけたところへ、臥煙から余弦へ連絡が入る。曰く、神原邸で、他の不死身の怪異の専門家である影縫正弦によって神原、月火、火憐が拐されたらしい。
暦は余接のアンリミテッドルールブックで駆け付けるも、神原邸には犯行声明の千羽鶴だけが残されていた。
それを余弦に見せたところ、白蛇神社で待っていることが判明。
再び余接といっしょに赴いたところで、忍野扇と出会う。そこで雑談をした後、神社へ向かった。
神社に正弦はいた。そこで、余接が3人を探し、暦はその時間稼ぎをするために、正弦との会話に臨む。
そこで正弦が話した内容は、誰かに操られているような違和感を感じる、というものだった。まるで暦の吸血鬼化を早めるためにこのような事を行っているようだ、と。そしてそんな違和感を嫌う正弦は、忍野を探せというアドバイスを残して、示し合わせたかのように余接によって殺される。そんな決定的な瞬間を見た暦は、改めて余接が人外なのだということを知らしめられる。
3人は眠らされており、無事に神原邸へ送り戻された。
後日談。またしてもゲーセンにいた余接は、ファイヤーシスターズによって人形として阿良々木家に置かれることとなる。その真意は、今回の騒動が、暦と余接の仲に亀裂を入れることが目的だったように感じたので、それに逆らうべきだと、臥煙と余弦が結論づけたのだという。こうして、余接は阿良々木家の一員となった。






【感想】
今回は掛け合いが少なかったですが、終結へむけての序章、みたいな雰囲気が出てました。
そしていろいろと明かされる新事実。暦の吸血鬼化の平常化、余弦は呪いで地面を歩けない、兄妹の正弦は臥煙ネットワーク外の人間で同じく不死身の専門家、余接に隠された謎とは、阿良々木さんをこよこよと読んでいるガハラさんにはなにがあったのか、撫子は入院中、暦と月火は髪伸びすぎ、などなど。
特に、これまでお助けヒーローだった阿良々木さんの吸血鬼化にドクターストップがかかったことが衝撃でした。理由は、まあそんなところか、と納得できるものでした。
そもそも、阿良々木さんと余接ってそんなに仲良しだったけ?と思いながら読んでました。
あと2冊ということで、全体的にこれまで登場したキャラが集まりつつあります。でも、まだ扇がどういう存在なのかは明かされていません。阿良々木さんの吸血鬼化を促そうとしているのは誰なのか、そして阿良々木さんの周囲に変化を与えようとしているのは誰なのか、ここのところが気になります。














やっぱり八九寺いないと寂しいですよ・・・。
  1. 2012/10/04(木) 14:53:43|
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恋物語 (講談社BOX) 感想

恋物語 (講談社BOX)恋物語 (講談社BOX)
(2011/12/21)
西尾 維新

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嘘つきな人たちの本音とコイバナが明かされるお話

物語シリーズもセカンドシーズンが今回で終了ということで、当面の最大の困難は乗り切った感じです。
語り部が貝木だったことには誰しもが予想を裏切られたことでしょう。
それでも、今回もというか、今まで以上に味のある語りだったのが面白かったです。

ラスボスさんもラスボスらしい実力を持ちながら、元がただの女子中学生だったことが幸いし、どうにか最小限の被害で決着をつけることができて、収まりはよかったのかと思います。
あやとりやお酒の話を聞いてるときに、どこか似たところのある二人が仲良くなっているのではないかと思いながら読みました。
撫子の他人からの評価が彼女を彼女として形作っていたことを思うと、確かに誰しもが彼女を「可愛い」と決めつけていた気がします。
阿良々木さんも撫子のことを、「可愛い」子と決めつけている節がありましたしね。
それを見破っていた羽川はやっぱり本物なんだろうな、と感じたり。
知ってることだけ、というフレーズも久しぶりに見た気がしました。

貝木がガハラさんに抱えていた想いは、果たして恋だったのか。むしろそれは愛情に近いものだったのかもしれませんが、好きな子にいたずらしたい気持ちというものはあるから、やはり恋だったのかもしれません。
しかし、大人な貝木がガキみたいな恋をするとも思えないので、やはり愛情のほうが近いような気がします。
語り部が貝木ということで、彼の知られざる一面なんかも次々判明し、詐欺師としかしられていなかった彼の側面を知ることも、今回の読みどころではないでしょうか。

撫子の本音を引き出した貝木は、やはり口が達者だったのでしょう。今回は貝木の口の達者ぶりと性格が最大の魅力ですね。


というか、ガハラさん出番が少ないうえに、貝木としか話していないので、もっとガハラさん分が欲しかった!



ラストは謎を残して終わらせるやり口に、ファイナルシーズンへの期待をせざるを得ません。
扇ちゃんの正体や、臥煙さんの思惑だったり、阿良々木さんは無事卒業できるのか、など、まだまだ回収されていないことは山積みです。
あと3冊、しっかり追っていきたいと思います。
…さすがにこれ以上続刊はないですよね?










鼻眼鏡のガハラさんの映像化をはよ!



  1. 2012/03/09(金) 22:11:25|
  2. 講談社BOX
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※備忘録としても使っているので、ネタバレを含む内容となっているところがあります。
文章がおかしな点が多々あるとは思いますが、勢いだけで書いているので見逃してください。

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